12月に続いてのTB、今回のお題は
『地元のうまいものおしえて!』。
…と参加してみたものの、全国的に見て今ひとつパンチに欠ける気がしないでもないのよ宮城県。
メジャーなトコでは牛タンになるんだろうけど焼肉屋でも普通に出してる部位だし、個人的にはちょっと微妙(笑)。
それでも取り合えず挙げてみると…。
・米:腐っても
奥州筆頭政宗公の頃からの米どころ。しかし正直、他所に押されてる感は否めない。
・海産物:秋刀魚とフカひれ。漁港の復興は半ば悲願。牡蠣も美味いけど全国的には広島産に押されてる感が(以下略)。
・萩の月:←ちょっと違うか。ちなみにいつぞやの『ケンミンSHOW』で「温めて食べると美味」と紹介されててびっくり。あれは一度凍らせたのを半解凍状態で食すのがメジャー且つ美味な食べ方だと思ってたけど違うのか〜?
うーむやっぱり宮城って食べ物方面は弱いのかしらねー、と思ってたら肝心のモノを忘れてた。
『B-1グランプリ』にもこれを使った丼が出てたし、去年もTVで取り上げられてるのを数回見たし、きっとそのうち全国区になるであろう期待の食品!
その名も
『仙台麩』である。
実家では子供の頃から「油麩」で通っていて「仙台麩」という名称を知ったのは社会人になってから。
Wikipediaによれば「油麩」というのは岩手と宮城の県境辺りでの呼び名らしい。私の母は平泉町出身なのでさもありなん。
でもって今はどーだか解らんけど、中学・高校時代は「油麩」と言っても「?」という反応をされる事が多かった…と思う。何せ私と同じく、生まれも育ちも杜の都という同居人に至っては「結婚してから初めて存在を知った」らしいので(まぁこれは義母が北関東出身という事もあるかも知れんけど)。
それはさておき仙台麩。
お麩を油で揚げたという、要はそれだけ。
煮物・汁物に使うと油揚げよりコクが出て美味。しかも、その名前や固めの棒状ドーナツを彷彿とさせる見てくれにも関わらず、意外とあっさり。
煮汁を吸うとぶわっと膨らむので、少量使いでも結構ボリュームが出る。厚めにカットすると肉のような食感も出て食べ応えあり。
味噌汁の具に油揚げじゃちょっと物足りないかな?という時は迷わずこちらを使う。
とにかく物が単純なので、例に漏れず(笑)全国共通の食材だと思っていたのに、就職して住み始めた静岡では見つからず大ショック。その後は小田原→千葉と移ったものの、当時は扱ってるスーパーを見た事がない。
だもんでたまの帰省時にごっそり買い込むか、親に頼んで送ってもらったりしていた。
ところが5〜6年前から近所のスーパーで扱う様に。地元以外でも普通に買えると思うと非常にうれしい。難点は小さいサイズしか扱ってないのと地元に比べて価格が5割り増しくらいになってる事だが、贅沢言っちゃーキリがない。
有り難い事に一昨年〜去年辺りからは、アンテナショップや地方物産ショップで大きいサイズを売ってる事が多いので、見かけたらごっそり買い込んでいる。
上記のサイトにもあぶら麩を使ったレシピが数点載っているけど、我が家では白菜や小松菜と一緒に煮浸しにするのが定番。今の時期なら豚汁を作る際、肉の代わりに厚さ1cmくらいのイチョウ切りにした麩をどっさり入れても美味い。真夏なら揚げナスと一緒にさっと煮てもいいし、豆腐・ミョウガとお味噌汁にするのもいい。
さらに「油麩丼」である。最初は「え?麩で丼?」と思うけど、あの食感なら納得。しかし良く考えついたモンだよなぁ…と感心々々。ちなみに1度試してみたけど、煮汁を甘めにする方が美味しいかも。あと、調子に乗って使い過ぎるとやっぱりクドくなるので使用量はほどほどに。
そしてこれを書いてるうちに、我が家のストックもなくなりかけてる事を思い出した。
さて、また池袋のアンテナショップに出向きますかね…。