<< March 2020 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
<< ゴールデンウィーク何しよう?? | 教科書図書館に行ってきますた:懐かし教科書中学・高校編 >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

- | - |
教科書図書館に行ってきますた:懐かし教科書小学生編。
JUGEMテーマ:日記・一般


で。
あるマンガ(後述)で知って以来、ずっと行きたかった教科書図書館までお出かけしてきますた。

正式名称は『財団法人教科書研究センター付属教科書図書館』
国内の小・中・高校で使用されている現行教科書及び昭和24年以降に発行された全ての教科書を収集・展示との事。もちろん全教科。

東京メトロ東西線東陽町駅から、夏日の中ぽくぽく歩く事15分弱。
GW中のせいか、はたまた元からそうなのか、館内は人も少なく非常に静か。
閲覧スペースを突っ切り、向かうは戦後の教科書コーナー。
発行年度をチェックして、自分が実際に使っていたであろう時期の教科書を数冊ピックアップ。
装丁を見た瞬間に、それまで完璧に忘れ去っていた教科書に関する記憶がアタマの奥からわさわさと復活。これは我ながらびっくり。表紙の絵なんて全く覚えてなかったのに、実際に見ると「あーっこれ使ってた!」と一気に思い出すんだから。

まず国語。
1〜4年までは光村図書、5・6年は東京書籍発行版を使用していたらしい。

【2年】
かの名作『スーホの白い馬』は覚えていたんだが、さらに記憶に残っていたのが『みかんの木の寺のおしょう』。これ、小3の教科書とばかり思ってたんだが2年だったのね。

【3年】
実はほとんど覚えてない(汗)。『モチモチの木』『力太郎』『アフリカのたいこ』なんてのが収録。
ちなみに『アフリカのたいこ』は『指輪物語』や『ナルニア国ものがたり』の邦訳でおなじみ、瀬田貞二氏の創作童話。

【4年】
この辺りからは比較的記憶もはっきりと。
『貝がら』
転校生の男の子は、こちらから話しかけても全く返事をしない。しかしそれには理由があって…。冒頭の「4年生に進級した」という一文はやたらはっきり覚えていた。
『とびこめ』
サルと追いかけっこの末、マストのてっぺんに上ってしまった少年。体がすくみ、降りたくても降りられない少年に父親が放った一言は?
『白い帽子』
タクシーの運転手さんが見たのは、道路の脇にちょこんと置かれた白い帽子。落し物かと思っていたら中には白いチョウが捕まっていて…。夏みかんを見ると、未だにこの話を思い出す。挿絵もふんわりしていてとてもキレイだったんだなぁ、と。
『一つの花』
舞台は戦時中。「ひとつだけちょうだい」が口癖だったゆみ子に出征する父が送ったのは一輪の花。何も言いません。やっぱし泣ける。
『ごんぎつね』
これも文句なしの名作。こういうのが普通に読めていたんだよなぁ。教科書は偉大だ。

【5年】
この頃になると評論文も増えてきてますな。
『春先のひょう』
突然のひょうが降った日に聞かされた母の思い出。戦争中に看護婦だった母は、ひょうが降ったのを見て氷枕代わりにするため庭先に飛び出す。しかしその時にある患者が育てていたキュウリ畑をめちゃめちゃに踏み潰してしまい…。今にして思えばオチが秀逸だ(笑)。当時は何の事か解らんかったんだよなぁ。
『大きな白かば』
物語としては『とびこめ』に似てるんだと、今回初めて気がついた(笑)。しかしこれを読んだせいで、当時木登りが禁止されていた校内のヒマラヤ杉にこっそり登っていたのは内緒(笑)。
『大造じいさんとガン』
毎年渡ってくるガンの群れのリーダー・残雪と、それを狩ろうとする猟師・大造じいさん。ラストの、さながら「『強敵』と書いて『とも』と読む」的な展開は今読んでもやっぱし良い。良いお話はこちらが何歳になろうと「いい!」と素直に思えるものなんだよ。
『おにごっこ天国』
子供の頃から親しんだ「おにごっこ」の形態をいくつかのパターンに分けて論じる評論文。どーでもいー事だが、この単元をやった後に当時のクラスでは「手つなぎ鬼」が一時的ブームとなりますた。何かと言えばクラス全員でこれをやって遊んでたんだよなぁ。あぁ懐かしい。
『注文の多い料理店』
これもおなじみの名作。ちなみに私はこの話より『月夜のでんしんばしら』の方が好きだった…。

【6年】
『パン屋のしろちゃん』
沢村貞子氏の作品。花祭りの日、近所に住むパン屋の娘さん・しろちゃんが何と売り上げ金を失くしてしまう。当時としては大金だったため、母は少しでも協力しようと毎日毎日パンを買って来た。でもさすがに3日もすると飽きてしまって…。
『桃花片』
中国を舞台にした、陶工の父と息子のお話。普段使いの陶磁器に限りない愛情を注ぐ父と「もっといいもの」を焼こうとする息子。父も亡くなり、いつしか「名人」と呼ばれる息子の下に珍しい陶器が見つかったとの知らせが入る。それまで習った話とは雰囲気の違う、当時の自分の感覚では「大人っぽい」物語。全体的に色彩に関する描写が多く、中でも父親が焼く「お茶の色の写りが良い青色の茶碗(お茶を注ぐときれいな緑色になる)」が非常に印象的だったのよねー。
『野の馬』
屏風に描かれていた一頭の馬に心を奪われた太郎。白一色の中にいるのが可哀相で、つい屏風に緑の線を引いてしまうが父親に見つかり大目玉。お仕置きで倉の中に閉じ込められた太郎が見たものは…。これはラストが何とも言えない。うわーこんな話が入っていたのかー、と。
『「遠野物語」より』
マヨイガの話を抜粋。「遠野にては山中の不思議なる家をマヨイガという〜」の下りは、その年の硬筆の課題にもなったのでほとんど刷り込み状態で覚えていた(笑)。

高校卒業まで国語の教科書を「教科書」と言うよりは「読み物」として捉えていた(笑)身としては、これだけ色々な作品を読んで来てたんだなぁ…と感心。何というか、「無駄のないセレクト」だったんじゃなかろーか。

ちなみにその他3教科(算数・理科・社会)については、おそらく東京書籍の教科書を使っていたものと推察。理科とか算数の教科書って装丁がちょっと変わっていて、表紙と裏表紙に細かいボツボツがあったのよねー。これも現物を見た瞬間に「あーっこーゆー装丁だった!」と忘れていた記憶が沸々と。

なお、出向いてみようと思ったきっかけはこちらのマンガ↓



「本が好き」という方にはおススメ♪
comments(6) | trackbacks(0) |
スポンサーサイト
- | - |
コメント
はじめまして、『パン屋のしろちゃん』を検索していてこちらにたどり着きました。
『春先のひょう』なつかしいです。
ぱーっと記憶が甦りました。
『桃花片』はしばらく前にどうしても読みたくなって探して図書館で借りました。
教科書のお話って印象深いものが多いですよね。
ではでは。
| お茶々 | 2009/11/22 4:51 PM |
>お茶々様
初めまして。コメントありがとうございました。
お返事が遅くなりまして済みません(滝汗)。
特に小学校時代の教科書は印象的な話が多くて、
「読み直したい!」と思わされますね。
| 風見 | 2009/12/04 9:59 PM |
はじめまして。
「パン屋のしろちゃん」、この冒頭分だけは
しっかりと覚えていたのですが、
タイトルはなんだったかなと検索していたら
こちらにたどり着きました。
沢村貞子さんのあの軽妙な語り口のエッセイ、
小学生でありながらハマってしまい、
他にもあれこれ読んだ記憶があります。

どうしても4月8日になると
4月8日は花祭りというあの冒頭が(笑)

中学年以降になると、覚えている作品も多いのですが
大きな白かば
鬼ごっこ天国
は記憶にありません。
・・・世代の違いでしょうね。
| 蓬莱 | 2010/04/11 11:38 PM |
>蓬莱様
初めまして。コメントありがとうございます。

>どうしても4月8日になると
>4月8日は花祭りというあの冒頭が(笑)

あー、解ります(笑)。私はこの作品で甘茶という飲み物の存在を知ったので
「甘いお茶?どんな飲み物?」と非常に疑問に思った覚えがありますねー。
| 風見 | 2010/04/12 8:46 PM |
桃花片をどうしても読みたくなって、でもタイトルが思い出せなくて探し回っていたらここに辿り着きました。
このブログを書いてくださってありがとうございます!!
| もとか | 2011/07/23 12:06 PM |
>もとか様
初めまして。コメントありがとうございます。
お返事が遅くなりまして済みません(汗)。

『桃花片』は皆様かなり印象に残る作品だったみたいですね。
かく言う私も小学生時代の教科書の中では1・2を争う好きなお話です。
| 風見 | 2011/07/29 9:17 PM |









この記事のトラックバックURL
トラックバック機能は終了しました。
トラックバック
CATEGORIES
SELECTED ENTRIES
ARCHIVES
RECENT COMMENT
RECENT TRACKBACK
RECOMMEND

風見さん家の本棚
i-pod
Blog-Cat

by blog Pitatto!
LINKS
PROFILE
OTHERS
JUGEM